FXのポイント:通貨ペアの特徴

FXをする上で、ポイントとなるのが通貨ペアです。FXでは通貨を売買することでその為替変動を利用して差益を得るというものです。しかし、単純に日本円で外国通貨を購入するのではなく米ドルとユーロといった通貨も売買することができます。このため、現金を預ける外国通貨預金とは異なり、その権利を購入して通貨の売買を行う性質のものであり、世界中で流通している通貨を利用して取引することが可能です。

この通貨の組み合わせが通貨ペアと呼ばれるもので、FXを行う上でそれぞれの特徴を覚えておく必要があります。メジャーな通貨ペアとしては世界の基軸通貨である米ドル、ユーロ、そして日本円の3つがあります。組み合わせとしては米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドルの3つになります。特徴としては世界の基軸通貨であり変動が他の通貨に比べてゆるやかであるということがあります。

このほか安定した通貨としては豪ドルや、NZドル、カナダドル、スイスフランの4つも比較的、安定しており荒っぽい値動きはしないため、FXの王道とされます。一方で英ポンドは、荒っぽい値動きをすることが知られますし、また南アフリカランドはスワップ金利が高い一方で南アフリカランドの流通量が少ないこともあり、リスクが伴います。また南アフリカランドのように流通量の少ない外国通貨を購入するさいには実質的な手数料であるスプレッドが高額になりがちで、金利や値動きを上手く読み取る必要があります。

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